「はちみつの栄養素・効能について―生はちみつに関する議論を中心に-」をテーマに講演会を開催
玉川大学農学部先端食農学科、ミツバチ科学研究センターの中村純教授による「はちみつの栄養素・効能について―生はちみつに関する議論を中心に-」と題する講演会を7月5日に開催しました。
中村純教授は、はちみつ中の栄養素は、微量であって栄養的に期待できるほど含まれておらず、また、濾過⼯程の加熱で分解するものはほぼないので、「生はちみつ」、「非加熱はちみつ」と称して通常のはちみつよりも栄養面で優良であることを標榜することはできない旨、また、抗菌性を訴求して販売しているはちみつ業者が多いが、はちみつの魅力は、食べたときに感じる豊かな香りであり、その香りが蜜源によって異なることを楽しめることであるとお話しされました。
講演会には49名の会員及び賛助会員の方々が参加し、中村先生のお話を熱心に拝聴していました。