はちみつの結晶

はちみつは、高濃度の果糖やブドウ糖が溶けているので、気温が低くなったりすると、それが刺激になって、もともと結晶しやすいブドウ糖が結晶します。

花によって、果糖とブドウ糖の割合が違っており、果糖の割合の多いアカシア蜜(植物名 ニセアカシアまたはハリエンジュ)は結晶しにくく、レンゲ、ミカン、クローバーが続き、ナタネ、ウド、ソバは結晶し易くなります。

結晶の仕方も種々あって、カビのようにみえるものもありますが、はちみつの中にはカビは生えません。また結晶の有無だけで、はちみつの良し悪しはいえません。

(結晶の溶かし方)

容器のふたをとり、湯せんで徐々に加温し、60℃以上にならないように、よくかきまぜて溶かしていきます。